DQB2その27 世界の真実
前回、敵の総督アトラスを倒すための巨大兵器を建設しました。
なにしろ敵がデカいので、こちらの兵器もデカく。
魔力を溜め込む塔を2本建設。今回はその魔力弾を撃ち出す砲身の建設ですが、どうやら特殊なオーブなるアイテムが必要なのだとか。
そしてそのオーブのありかが
ロンダルキアという場所。この世の地獄であるらしく、ムーンブルクの全軍をもって攻略することに。
「勇者のはた」を装備することで街のほぼ全員をつれて歩き、さらに旗を振ることで鼓舞しパワーアップもできるように。
これなら地獄でもなんとか進んでいけるでしょう。それじゃ、行ってき・・・・
うほぅ今ここで!?囚われの身であるシドー君に語りかける声。間違いなくハーゴンだ。ついに闇への勧誘か?
が・・・・
スズナが勝手に用意した食卓の上にシドー君が乗っかってるのでカメラ位置がズレちゃいました。てへ
シリアスな展開なのにいまいちしまらない画面でしたが、ロンダルキアへ出発しましょう。この世の地獄だとか全兵力で挑まないと、だとか不自然なほどに脅かしてくるので、かえってこの後の展開が見えてしまいますね。
雪山を越え、強敵ひしめく洞窟を進み、分厚い氷の壁を破壊して
ここが地獄?
吹雪が止み草花が咲き誇っている。美しい湖や滝、虹まで見えますね。
さらに普通の人間もいればモンスターまでも一緒に平和に暮らしていました。
が。
どこかおかしい。
先程の写真の道具屋も、薬草を売ってくれるというので買い取ると・・・・
やっぱ変だ。よく見たら道具屋を名乗ってるこの建物も壁崩れまくってる。
モンスターにも話を聞いてみると、こちらはまだ正気を保ってるみたい。
この美しいロンダルキアは幻なのだとか。いや・・・・ロンダルキアに限った話ではないのだろうなあ。
幻の中心地、ローレシア城とやらへ行ってみましょう。
・・・・デカすぎて写らないギガンテスの股の間から。
そしてお城ではようやく本性を表したモンスター軍団が。
こいつらによると・・・・やはり、どうやらこの世界全体が幻であるようです。この世界はハーゴンが勇者を取り込み封じるために作り上げたもの、しかし逆にハーゴンが倒されてしまったために消滅の危機にある。
なるほど、この世界の住人がハーゴンが倒された事を知らなかったり、ハーゴン教団がやたら大きな勢力を誇っているのはそのためだったのですね。
さて、一通りの謎を解明してもらったところで。
分かりやすく殺しあおうぜ。
・・・・おや?どうしたの
この敵のリーダーの一言に反応する兵士が居ました。
やはりお前かリック!
ムーンブルク城内に潜んでいた敵のスパイというのは、実はこの島に来て一番最初に出会った兵士長リック君だったのです。
彼は家族をハーゴン教団に殺され、誰よりも死を恐れていました。そこでハーゴン教団と密かに連絡を取り合い
暗殺やハラスメント行為により巧みに両軍の戦力の均衡をはかるとともに、ムーンブルク城内に不安感を蔓延させることで・・・・
アネッサと王様の言動をいつわりシドー君を投獄したのです。ちくしょうリックめ!
そして彼は死を恐れるあまり、人間を捨ててまでハーゴン教団にすがるつもりだったようです。
が・・・・写真を撮る間もない激戦の末教団軍を撃破。リック君も死亡してしまいます。しかしリック君、このまぼろしの世界がもうすぐ滅ぶ事まで知っていたようです。なのに、何故モンスターになることを選んだのか・・・・?
それはつまり、まだ明かされていないハーゴン教団最後の秘策があるのでしょう。
おそらくそれがこの声。この世界の創造主、ハーゴンは勇者に倒されはしたものの最後の力でこの世界に逃げ込んだのでしょう。同じく迷い混んだシドー君に囁きかける事で、何らかの手段でシドー君を利用し復活しようとしているに違いありません。そうなればこのまぼろしの世界は崩壊する事なく現実世界に侵攻する事ができる。
人間として勝てばハーゴンを滅ぼす事になり、それはつまりこの世界ごと崩壊する事に他ならない。であるならばハーゴン教団に寝返り、鍵となるシドー君を隔離しハーゴンが接触しやすいようにし自らはモンスターとなる。リック君の行動は確かに一貫していたというわけです。
が、残念ながらこの場では人間の勝利。ミナデイン砲完成のためのオーブを手にスズナはムーンブルク城に帰還することになります。
次回、ミナデイン砲最後の建設。ハーゴン教団軍との全面戦争です。
スズナの家として作っておいた部屋に次々と兵士が降ってくる謎の現象が。