食間期伝播性収縮
あけましておめでとうございます。
少しの間更新が途絶えていましたが、年末年始を楽しく過ごしておりました。コロナ禍の最中でも精一杯つつましい楽しみを少しでも見つけたいものです。
さて、実は年始に向けて新しいお話を書いていたのです。モンハンのお話は割と書ききった感がありこれ以上ネタが湧いてきそうもないので、ラグマスや他のゲームのネタも使えるような新作をはじめたかったのです。
第一弾はラグマスより。謎のサブタイトル「食間期伝播性収縮」はワード検索してみると意味が分かります。ラグマスプレイヤーは話の内容も分かることでしょう。
ではでは、ご挨拶が少し遅れてしまいましたが。本年もよろしくお願い申し上げます。
はっけようい
モンスターの生態 - その29 はっけようい - ハーメルン
今回はラージャンのお話なのですが…
書いてるうちにモンハンワールドに登場するあの人と繋がってしまい最初から書き直すという妙なハプニングに見舞われてしまいました。そうです、ラージャンと一緒にLINEスタンプにされてしまったあの人です。
クルルヤックがたくらんだ
モンスターの生態 - その27 クルルヤックがたくらんだ - ハーメルン
またモンスターの生態を思い付きました。モンハンの世界は裏設定がかなり細かく決められており、とてもリアルな生態系をそこに見出すことができます。
現実の動物界でも面白い生態行動はありますが、そんなリアルなモンハン世界で似たような生態行動が見られないはずはありません。
今回は、クルルヤックとジンオウガの生態です。
↑のクルルヤックの写真、持っているのは何の卵なんでしょうね?(意味深)
100万回イキったねこ
最近お話を思い付く頻度が異常。今度はモンハンワールドアイスボーンで復活した、あの人気モンスターのお話です。
かなり短くまとめることが出来たので、本文ごとブログにのせてしまいましょう。童話調に書けたお話はまたも自信作です。なんてね
今回は過去のお話
モンスターの生態 - その21 王様のなやみごと - ハーメルン
ともリンクしているので、こちらも是非どうぞ
100万回イキったねこ
100万回イキった猫がいました。猫はいたってフツウの小さなクロネコでしたが、いつでも自分を強く見せようと必死でした。
あるとき、猫は言いました。
「オレはいつもモテモテだけど、硬派だから毛はギンギンなんだぜ」
猫はもともとはサラサラのキレイな黒毛でしたが、強く見られる(と思い込んでいる)ために、イキって毛を全部逆立てて剛毛に見せかけていました。特に頭のてっぺんとシッポの先は念入りに逆立てて、シッポの逆毛は地面に突き刺さるほどでした。
またあるとき、猫は言いました。
「オレのシッポ攻撃なら、どれだけモンスターが群がってこようとイッシュンで全滅させられるんだぜ」
そう言うと、猫はぐぐぐ…と身体をヒネって力を溜め込み、シッポごと身体をぐるん!と1回転、反対方向にもう1回転。
しかし、イキって無理な振り回し方をしてしまったので、シッポの全部の関節を脱臼してしまいました。関節がハズれたシッポは長くナガ〜く伸びてしまいましたが、猫はイタいのをこらえてシッポをピンと張ってのしのし歩いていきました。
ナガく伸びたシッポは元に戻りませんでしたが、またあるとき猫は懲りずに言いました。
「オレの猫パンチはトクベツ製。あまりにスルドいパンチだから、カスっただけでもズバッと斬れちまうんだぜ」
今度は猫は入念に準備をしていました。前肢の肉球横からヒジ関節あたりまでの毛を、アブラを塗りながら何度も何度もナデつけ硬くまとめて尖らせてしまいました。ただ、またイキってアブラを塗りすぎたものだから、垂れたアブラが脇へ溜まって、皮膜になってしまいました。
そしてまたあるとき、猫はついに言ってはいけないコトを言ってしまいました。
「実はオレ、こんな猫のカタチは仮の姿なんだ」
「ホントは、飛竜なんだぜ」
言ったとたん、猫のカラダは大きくふくれあがり、イキったコトばかり言う口は相応しいカタチに左右に大きく裂けてしまい、アブラで出来た皮膜はホンモノの翼膜に、研いだ前肢の毛もホンモノの刃翼に変化しました。
こうして、猫はとうとうナルガクルガになってしまいました。
スルドい刃翼はいつだって密林を歩くジャマになってしまいますし、妙に長いシッポは脱臼したままでずぅっとイタみます。ガマンのあまり眼は充血して真っ赤に光るようになってしまいました。さらにカミナリに弱くなってしまったので、同じ密林に棲むジンオウガにいつもオビエて暮らすコトになってしまいました。
それでも、猫(ナルガクルガ)はイキり続けました。
「アルバトリオン?クシャルダオラ?オレにかかればヨユーだよ、ヨユー」
おしまい。
「な?やっぱりヘンだろ、この絵本」
新大陸のハンター、筋肉隆々な調査班リーダーは、その見た目になんとも似つかわしくない絵本を読み終わると、顎に手を当てて眉をひそめ、いぶかしげにぼやいた。
「リーダーが子供の頃に、生態研究所の竜人じいちゃん先生にもらったんでしたニャ」
一緒に首を傾げているのはベテランオトモ猫のコロ。
「ナルガクルガが新大陸で発見されたのはつい最近。でも現大陸で描かれた絵本にしては、前に見せたアンジャナフの絵本と絵柄が同じだし、新大陸に到着してから描いたにしては、ナルガクルガの絵がリアル過ぎないか?」
「やっぱりあのじいちゃん先生が描いたと考えるのが妥当…でも…ナゾが多いですニャあ、あのじいちゃん…」
この新大陸、どんなイキモノがどんな進化をしたって、不思議やないんやで。
直接聞いてもまともに答えないじいちゃん先生。いつものように誰に言うでもない声音で、ぶつぶつつぶやいてるだけであった。
ブタとキノコの食べ合わせ
モンスターの生態 - その25 モスの生態とプーギーの食事情 - ハーメルン
最近ゲームプレイ雑記より小説カテゴリのほうが更新頻度が高い気がします。
今回はモンハン世界に登場する、2種類の豚さんのお話です。狩友あきやさんのプーギー君に登場してもらおうと、名前を聞いてみたら
凄い名前つけてました(´・ω・`)みらぼれあす…
マルチの疑い
またしてもしょーもないお話が浮かびました。
モンスターの生態 - その24 マルチの疑い - ハーメルン
モンスターの生態として投稿しましたが、ラグマスでの仲間に出演してもらっちゃいました。なんともうさんくさいお話です。暇なときにでもどうぞ。