DQB2その18 最大のピンチ
前回、プリズンブレイク目前で副獄長さんに邪魔されたところで終わりましたが。
タイトルの最大のピンチはこんなところではありません。
だってドラクエでモンスター軍団の罠ってだいたいただ物量で攻めてくるだけなんだもん。
しかも今回は相手が脱獄途中で丸腰だろうからと、ナメてるとしか思えない少勢で。シドー君、やっちゃっといてー。
あっさり撃破。そしてハンマーなど捕まるときに奪われたアイテムも全て取り返しました。
脱獄を阻止するのに
脱獄囚の便利道具を全て持ち出してくる
って、この無能副獄長さんどんな心理状態だったの?
そして取り返したハンマーで最後の鉄格子を壊すと、そこはすぐ海に面した入江。
没収されていた船もご丁寧に係留されていました。
しかし、ここまで脱獄を手引きしてくれたスライムのオヒヤは、一緒に監獄島を出る気はないようです。
ただオヒヤは、慕っていた脱獄王マーカスの夢を叶えたかっただけ。監獄島に残ると言い出します。まぁ、オヒヤは囚人じゃないからひどい目にあわないだろうからいいか。
ありがとう、オヒヤいやさ脱獄王スライハルト殿。
さあ、追っ手がかかる前にさっさと船を出しましょうか。
これにて監獄島ミッション、コンプリート!
ここ監獄島では、かなりはしょってプレイ雑記を書いています。オヒヤと脱獄王マーカスのエピソード、おおきづちのカンナを探しだし仲間にするまでの苦労など、攻略にはそれなりの時間がかかり、脱獄しがいのあるストーリーでした。が、過去記事でも書いた通りモノ作りも建築も出来ないので、やはり個人的には物足りなく。さっさと次に行きたかったのでこのような形になりました。
さて。監獄島はピンチのうちに入らず。
タイトルにある最大のピンチは。
ここからでした・・・・
日もとっぷり暮れた頃、スズナとシドー君を乗せた船はからっぽ島に戻ってきました。
こんな夜更けに、港で待ってくれていたのはルル1人。からっぽ島の開拓を始めた頃の、シドー君と並び一番付き合いの長いメンバーです。
ルルは二人(と、ついでに船長)の無事を喜び、からっぽ島のメンバーもハーゴン教団の襲撃をなんとか逃れたことを教えてくれました。
と、ここでルル。ワガママを言い始めます。
ルル:わたしも二人と一緒に祝!脱獄パーティーしたい!
確かに、今までめぐってきた島にはルルは居ませんでした。ハーゴン教団の船に乗せられ両親まで亡くし、船にトラウマを抱えてしまい乗れないのです。パーティーに参加できずからっぽ島で待っているだけだったのは少し、辛かったかもしれませんね。
パーティーテーブルを作って!照明と飾りつけも!とワガママを言いますが、仕方ない叶えてあげましょう。
完成すると、どうやらパーティーフードを用意してくれていたらしいルル。
・・・・四?
・・・・!?
この選択肢の出し方!これはドラクエ伝統のッ!
波の音ぉッ!!
伝統の断れない無限ループ!!!
ごわわわわわ・・・・・・
シドー:なんだよ、案外ウマイじゃないか
シドーおおぉぉぉ!!?
・
・
・
・
しっかりしろぉ!気を強く持てェ!
・・・・あ!ごめん真面目な話だったか。
これまで各島で、シドー君には常に不吉な影がつきまとっていました。
からっぽ島では破壊神と呼ばれ。
オッカムル島でも、訳のわからない希望を背負わされ。
監獄島でも。
シドー君につきまとう不吉な影。シドー君もそれに気付き、そして
自身の変化にも戸惑っている。
でも、この親友になら自分を任せられる。そう思ってくれているのでしょう。ここで『いいえ』を選ぶスズナではありません。非力な主人公のビンタが破壊神に効くとは考えにくいですが、必ず訪れるであろうシドー君のピンチ。何としても救ってみせますとも。
次回!シドー君の不安はとりあえずさておき。いずれ再び襲撃してくるであろうハーゴン教団に対抗するべく、新たに『兵器を学ぶ』島を目指します。
ん?誰このおおきづち?